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ヤマミッチーの釣り人万歳 [2005年記事一覧]


ライセンス制の意味は?[12/27]


釣りとは本来、自由で多様であるべきだ。自由だからこそ、釣りとも言える。しかし、自由を履き違えて、無秩序になってしまうこともある。そうならないためには、ルールを設けて、規制する必要もある。

近年はその動きが強まっている。その一つが船釣りのライセンス制だ。すでにサケやサクラマスが対象になっている。さらに法的にも罰則を設けるなど、バージョンアップさせようと道の水産林務部では検討中だ。

釣り人代表や漁業者代表などが意見を出し合う会議に出た。出てくるのは“カネ”の話ばかり。「ライセンスの協力金をいくら集めた」「放流にはカネがかかる…」といった具合。まだ制度自体が出来上がっていないのに、「次はヒラメもカネを取れないか」という話もあった。その後は「ソイもタカノハも栽培魚種だから…」となるのが見え見えだ。

ライセンスといえば聞こえはいいが、「しょせん、釣り人からのカネ集め?」。ライセンス制の精神は遊漁者も漁業者など関係者とよく話し合って、水産資源の保護と継続的利用を図ろうというもの。「カネ出してんだから釣らせろ」とか「釣らしてやる」というものではないはずだ。中には「何をきれい事を言ってやがんだ」という顔をしている出席者もいたようだ。

今どきの風潮のように、カネの話にしてしまった方が簡単だ。しかし、趣味であり、レジャーであり、スポーツであり、幅広く奥行きのある釣りという文化を経済的な側面だけで見てはいけないのだ。「そんなに面倒なら、魚屋に行って魚を買えば?」というのは、釣りを知らない奥さんや恋人の愚痴ぐらいにしておきたい。

真に潤いある港って?[12/14]


12月11日の北海道新聞日曜版に、静岡県の清水港の記事が載っていた。港湾施設の色を塗り替えて、美しい港にしたという話だ。市民団体も花壇を整備したり、清掃活動をして市民に親しまれる魅力ある港にしようと努力してきたという。
きっかけは、市が17年前に実施したアンケートで、清水港が最も嫌いな場所に選ばれたことだ。経済活動を優先するあまり、灰色のコンクリートばかりが目立つ、味気なくて潤いのない港になってしまったのが理由だ。記事では、いかにも再生した清水港が素晴らしいかの印象を受ける。
しかし、見た目が美しくなっただけで、本当に潤いのある市民に親しまれる港になれるのだろうか。その清水港にも昨年7月からSOLAS条約によるフェンスが張り巡らされ、釣り人が締め出された。それに対して11月下旬、駿河湾海を守る会という市民団体が約2万6000人の署名を集め、「市民に空間として開放してほしい」との要望書を提出した。

市民に開放され、利用されてこそ、真に潤いある港なのだ。

SORAS条約の制限だけでなく、港には市民が憩の場として立ち入れる場所がどんどんなくなっている。道内の重要港湾を抱える街で、市民に嫌いな場所のアンケートを取ったら、港が上位に入らないことを強く望みたい。

釣り友誕生秘話[12/06]


週刊の釣り新聞の編集長を7年ほど務めていた。本格的なものとしては北海道初の釣り専門紙だった。それまでの釣り情報には量的にもスピーディーさでも不満だった。「週刊ならニーズに応えられる」。そう思って始めた途端、読者から言われたのが「情報が遅い、古い!」「1週間、10日前の情報じゃ話にならない!!」

その後、なんとか続けてきたが、いつもそのことが頭から離れなかった。新鮮な情報を求める釣り人の貪欲さを知らされた。

どうすれば、よりリアルタイムの情報を届けられるのか。日刊紙?ラジオ?テレビ?どれも釣り専門では到底無理だ。
で、たどり着いたのが今回の「釣り友」いうわけである。
取材班は現場から直接写真付きで原稿をアップできる。船頭さんも船の上から今の様子を伝えられる。しかも利用者は24時間、いつでもチェックでき、レポーター会員も現場から様子を伝えられる。双方向性を生かして、毎日生き生きと動いているサイト。みんなで作る釣り情報のネットワーク。だから釣り友なんです。どうぞよろしく。

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