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(財)日本釣振興会北海道地区支部 【2010年記事一覧】


 北海道内のあちこちで、さけ稚魚の飼育放流が行われていると思いますが、旭川地域も複数の学校や団体が、社会・教育用として種卵を受取り、さけに関わっています。今年度の旭川及び近郊へのさけ種卵の供与数は31,400粒で、団体としては、「旭川市教育委員会(4校)」・「東神楽町教育委員会(6校)」・「愛別町」・「旭川河川環境財団(川のおもしろ館)」・「大雪と石狩の自然を守る会」・「日釣振」の計6団体です。
 12月12日に日本海さけます増協より譲受した「さけ発眼卵」を、湧水や伏流水などによって流れる小川の川底に埋設しました。
場所は、先月さけます内水試より譲り受けた「さくらます発眼卵」を埋設した場所と同じで、旭川市内を流れる忠別川です。孵化が始まった頃に、画像で成長状況を報告します。(山田)

 (財)日本釣振興会北海道地区支部の旭川グループが、11月7日に道総研さけます内水面水産試験場から譲受し、石狩川水系忠別川に埋設した「さくらます発眼卵」は、11月10日に点検を行ったところ、埋設作業時のストレスなどで各ケースそれぞれで約10粒程度が死卵となっていたが、それ以外の種苗に問題は見受けられなく順調に育っている。
 また、11月23日の点検では孵化した個体が写真のとおり確認できたが、孵化失敗の個体も見受けられるので、ストレスを与えないように死卵除去を行った。死卵にはカビが発生するため、取り除かないと重なり合っている健康な卵までもカビにおおわれてしまい死卵になるからだ。次回は孵化完了する頃に再度報告したい。(山田 直佳) 

埋設後3日目の卵。白く見えるのが死卵



11月23日のケース内での死卵の状況。ケースには2500粒の卵が設置されている







中央には孵化直後の仔魚が確認できる





卵から白い物が出ているのは孵化失敗。死卵のカビにより健康な卵が死卵と接合しているのも写っている





 毎週月曜日の午前10時30分から30分間、(財)日本釣振興会北海道地区支部の山道正克副支部長とパーソナリティーの森山洋子さんによる「山ちゃんと洋子の釣れづれトーク」は、日釣振の会員釣具店からのホットな釣り情報、釣り教室や釣り大会などのイベント情報、釣りのルールとマナーなどについてお知らせする番組。FMアップル(76.5MHz)のホームページから無料ソフトをダウンロードすればネットでも聞ける。FMアップルのホームページはこちら>>>
(写真説明)
FMアップルでの放送風景。



 平成22年11月7日(日)、(財)日本釣振興会北海道地区支部のフライフィッシング倶楽部札幌副支部は、札幌市内の河川でサクラマス発眼卵(5万粒)の埋設事業を行った。同倶楽部では15年以上も前から、この事業を行ってきたがその間、幾度か発眼卵が手に入らず実施できない年もあった。しかし日釣振に加盟後今回、水産孵化場から正式に譲渡され、実施することがてきた。埋設作業には同倶楽部員15名が参加し、親魚の気持になって産卵場を川底に作り、卵を植えた。埋設後も生育状況を観察して行く。我々、釣り人は魚を釣ることばかりでなく、魚の生態、自然環境の知識についても収得しなければならないと考える。魚を大切にする気持ち、将来の魚の生育環境、自然環境の状態についても考えていく必要性から同事業を行っている。今後も同倶楽部ではサクラマス発眼卵埋設事業を継続開催して、北海道の素晴らしい釣り環境を末永く見守り大切にしていこうと思う。また、これから釣りを始められる若い人にも現状を理解し、引き継いでもらうことが求められていると思う。今回、初参加の17歳も「大変な作業だが意義深く勉強になりました。今後も参加協力して行きます」と感想を述べ、我々としてもうれしく思った。

発眼卵





発眼卵を入れる筒の設置風景





この筒の中に発眼卵を入れる
 





発眼卵を筒に入れた後は、小石などで卵を傷つけないようにふたをして、筒を抜く



 11月7日、石狩川水系忠別川にて、(財)日本釣振興会北海道地区支部の旭川メンバーでサクラマス発眼卵埋設を行いました。放流場所は昨年同様に市民が身近にアクセスできる忠別川を対象として行っています。放流種苗は、道総研 さけます・内水面試験場からの入手で、今年度は51,000粒の発眼卵を埋設しました。
 埋設方法は川底を人力で掘り起こし、水通しや礫の選別など埋設箇所付近一帯の礫を経験と感覚で配置し直し川底に埋設するのですが、発眼卵は礫に直接埋設するのではなく増水時の卵の流出や、捕食者など外敵から守るためにザル状のケースに入れて埋設しています。
 埋設場所は通年を通して状況把握した場所であり、冬期における水温及び渇水状況からみても問題なく、来月(12月)に埋設する「しろさけ」についても適した場所と考えています。
 今後、定期的に観察を行うので、成長記録を画像で報告していきたいと考えています。
 尚、今年も発眼卵をご提供いただいた道総研 さけます・内水面試験場の関係者の皆様に感謝申し上げます。
 
平成22年11月7日
天気 曇・晴 水温 10.9℃  気温 3.8℃   
参加人数 5名       
卵埋没設置数量 約51,000粒(入手先:道総研 さけます・内水面試験場)
埋設飼育ケース数 20個(各2550粒)
@埋設場所






A埋設場所






B川床掘り起こし






C卵温 10.9℃





D卵






E死卵除去






F卵計測 100個






G2510粒






H埋設ケース






Iケース設置 埋め戻し前






J埋設 埋め戻し 完了







 (財)日本釣振興会北海道地区支部の道央副支部旭川グループは、関係団体との連携協力により石狩川の旭川地区でのサケやサクラマスマスの復元活動に取り組んでおり、その成果の一つとして近く、魚の遡上に障害があったとされる石狩川旧花園頭首工の魚道改良工事が行われることになったと報告があったので転載します。

 
(財)日本釣振興会北海道地区支部の皆さま、
ならびに旭川のサケ・サクラマス復元を見守ってくださる皆さまへ。
旭川の山田です、お世話になっています。
10月26日の北海道新聞朝刊の旭川・上川版に、旧花園頭首工魚道の改良記事が掲載されていましたので報告します。
 
H22.10.26 北海道新聞朝刊( (旭川・上川)

















H21.12   石狩川開発建設部(現 札建)旧花園頭首工 空撮 資料













 
旧花園頭首工は旭川より下流の深川市内の石狩川にある河川横断物で、2000年に魚道が設置され、それにより旭川でサクラマスやサケの繁殖が確認されています。
 
現在の魚道は右岸にしかなく、スイッチバック方式で魚道の入口が落差(行き止まり)より約60m下流にあるため、魚道入口が見つけにくい感じの魚道です。
今回は左岸への魚道設置で、近年魚道としては評価されている台形断面で隔壁は石組みとなっているようで、サケに限らず今よりも多くの魚種・魚類などの往来がしやすくなるのではと思っています。
 
※今年も、旭川市内忠別川でサケの産卵床を確認しています。





 
(写真説明)
今年、石狩川の旭川地区に遡上したサクラマスの群れ
 

旭川のサクラマス復元を見守ってくださる皆さまへ
 (財)日本釣振興会北海道地区支部のメンバーで旭川地区で、サクラマスの自然繁殖に向けて活動するグループから、今年も良い報告が寄せられた。以下、メンバーの山田直佳さんからの報告。
 
 サケ・マスの遡上時期となり旭川市内でサクラマスの遡上・産卵が確認されましたので連絡します。
旭川はサクラマスが絶滅した地域であり、「さけます・内水面水産試験場(旧・道立水産孵化場)」の協力を得て2000年から復元目的で発眼卵放流してきたことによりサクラマス=ヤマメが蘇りつつあります。
 この川では、2006年秋に、始めてサクラマスの遡上・産卵・繁殖が確認され、その年も含め放流を中止したので、2005年以来、放流をしていない川となります。
 9月11日から産卵床調査に着手し、遡上個体及び複数の産卵床を確認しています。
観察していると、19日の降雨により、淵で群れていた個体も産卵行動に入ったり産卵適地を求め移動しはじめたようです。



 9月18日(土)に(財)日本釣振興会北海道地区支部主催によるサケ釣り教室は11名が参加して行われた。サケの魚影が薄いために大津沖から広尾の十勝港沖に場所を変更したが、やはりサケは不発に終わった。そこで急遽、深場の根魚釣り切り替えたところ、タラ、アオゾイ、ヤナギノマイが、時にははハリ数付くほど連れた。とくに、高級魚のアオゾイは型が良く、56センチの特大サイズも上がっていた。前半に時間を取られ、3時間ほどの釣りだったが、全員が大型クーラー半分ほどの釣果に恵まれたが、「やはりサケが釣りたかった」という声もあり、その点は残念な結果となった。この時点でウトロ方面では、そこそこ釣れているという情報も入っていた。やはり水温が高く、十勝方面で釣果が上がるのは、もう少し時間がかかりそうだ。
 (写真説明)
ヤナギノマイとアオゾイを釣り上げた女性参加者

 
(写真説明)
アオゾイでは最大の56センチを釣り上げた男性参加者






 平成22年8月21日(土)赤井川村のフィッィングエリア・ドロームで、(財)日本釣振興会北海道地区支部のフライフィッシング倶楽部札幌は、体に障害のある方のサポート・フライフィッシング体験会を開催した。参加者は障害者15名、付き添い・家族20名、スタッフ30名の計65名。普段はアウトドアの体験の機会が少ない人たちだが、今回の釣り体験会に参加したことで、その楽しさに気付いてもらうのが狙いだ。
(=写真)会場には歓声と笑顔が溢れていた

 釣れる釣れないは、運や経験で差が出るが、釣りの楽しみは平等である。参加者は当初はキャスティング、合わせがうまく行かなかったが、同倶楽部員スタッフのサポートにより上達。釣れたときの喜び、逃げられたときの悔しさを全身で表し、歓声と笑顔が溢れた一日となった。ヒットした魚の躍動感に驚いた参加者の1人は「新たなアウトドアの世界を垣間見た貴重な体験となった」と話していた。主催者側も釣りは健常者だけが楽しめる遊びではなく、多くの人が趣味の一つとして取り入れる事ができることを実感した。
 参加者の1人にフライフィッング体験者がいた。病気で右半身麻痺となり、釣りを断念していたが、今回の開催を聞き参加。以前に自身が作成したフライを持ってきて釣れたと感激し、全身で喜びを表していた。付き添いの家族も本人からフライフィッシングの話は聞いていたが、実感がわかなかったいう。しかし、今回の体験で本人が言っていた釣りの楽しみが理解でき、共通の話題ができたと言っていた。本人もフライフィッシング再開のキッカケとしたいと言っていた。
  フライフィッシング倶楽部札幌では過去にも同様のサポートフィッシングを開催しており、アウトドアでの楽しみ方には自己責任がともない、水辺での安全に気を配ることも重要と伝えている。今回の開催は参加者だけでなく、主催者側とっても良い体験となった。開催の趣旨に共感し、ボランティアとして、スタッフはもちろん、会員の家族、友人、知人からも多大な協力を得られたことに深く感謝したい。(只野)

 8月21日、(財)日本釣振興会北海道地区支部の主催により第1回豊平川エコ釣り大会が開催された。徒歩や自転車で釣り歩き、大都会のど真ん中でありながら魚影が濃い豊平川を実感しようというのが、今大会の趣旨。参加者は男性の部、女性の部、親子の部合わせて30人ほどと少な目だったが、家族で全ての部門にエントリーした一家や初めて川釣りを体験した人もいて、釣果は気にせず、ピクニック気分を満喫した人も多かったようだ。上位に入ったのは、やはり足を使って時間ギリギリまで釣り歩いた人たちだった。男性の部で優勝した志賀洋一さん(62歳・札幌市清田区)は自転車組。豊平橋の下に入ったところ、1投目に22.8センチのヤマベが来たという。でっぷりと太った立派なヤマベだった。女性の部で優勝した川村知子さんは、大会本部のある幌平橋の堰堤付近で粘り、22.2センチのヤマベをヒットさせた。徒歩部門は10%アップなのでポイントでは24.42となり、男性の優勝ポイントを上回った。親子の部は尾本直隆・達洋さんペアが優勝した。意外だったのは提出された魚のほとんどがヤマベだったことで、ウグイなどのその他の魚種部門も設けたが受賞者はいなかった。札幌市の中島公園や歓楽街のすすきのにも近い場所ながら、水もきれいで、改めて豊平川の豊かさを認識した大会となった。

女性の部優勝の川村さんと優勝魚


 

男性の部の優勝魚のヤマベ22.8センチ





参加賞が入った袋を釣り上げるゲームも盛り上がった






各部門の優勝者。後列右が男性部門優勝の志賀さん。
前列が親子部門優勝の尾本さんペア







お楽しみ抽選会の賞品も盛りだくさんだった


<男性の部成績>
@志賀洋一
A塩田彦隆
B原田康夫
 
<女性の部>
@川村知子
A森本洋子
B佐々木純子
 
<親子の部>
@尾本直隆・達洋

 平成22年7月31日、8月1日の両日、(財)日本釣振興会北海道地区支部に加盟するフライフィッシング倶楽部札幌は、札幌の豊平川で初心者スペイキャスティングスクール開催した。参加者は延べ25名。講師には英国スペイロッドの日本販社であるハリージェーミソン・ジャパン社員の窪田暁彦氏を招き、初心者からベテランまで、それぞれのレベルに応じた充実したスクールとなった。同講師は今回で4年連続の継続指導。世界のスペイキャスティング動向を熟知しており最新のテクニックを修得することができた。初心者も15分程度の直接指導で基本をマスター、今後の練習、技術向上に必要なポイントを学んでいた。さらに普段の実釣に活用できるロッドコントロール、ラインコントロールの上達も図りフライフィッシングの幅を広げる事となった。継続指導を受けている参加者も多く更なるレベルアップをめざして指導を受け、キャスティング練習にも励んでいた。同クラブでは10年前からスペイキャスティングスクールを開催、この数年間は毎年開催してスペイキャスティング普及に力を入れている。タイイング(フライ作成)、通常のキャスティング等のスクールも初心者を対象に定期開催しており、興味がある方は見学だけでももオーケーだ。連絡先は倶楽部事務局・電話090-3897-4808(只野)

ボーイスカウトの釣り教室に協力
(日釣振北海道地区支部)


平成22年6月13日(日)、日本ボーイスカウト北海道連盟札幌地区札幌第12団のカブスカウト隊(小学校2年生9月から5年生まで)の隊員たち8名が活動の一環として、初めて釣りにチャレンジした。午前9時に札幌市、石狩市、小樽市の3市の境界近くを流れる新川の河口近くに集合。(財)日本釣振興会北海道地区支部の会員が仕掛け作りや釣り具の扱い方、魚拓作りを指導した。
仕掛け作りでは、万能竿の先に糸を付けるために8の字結びなどに取り組んだ。また道糸にウキを通したりハリスを結ぶ作業も行った。ぎこちないながらも真剣に取り組み、日釣振の講師や父母に手伝ってもらい全員が仕掛けを完成させた。
仕掛け作り教室では、竿に糸を付けるため8の字結びなどにチャレンジ



竿を伸ばして糸の長さを調節



その後は、ライフジャケットを着用して川の護岸からウキ釣りを行った。エサの生きたイソメに尻込みする隊員もいたが、ニジマス、ウグイ、カワガレイが次々に釣れ出し歓声が上がった。

川ではウキ釣りを行った







                       ウグイが釣れたよ











カワガレイも釣れたよ

釣れた魚は、札幌魚拓研究会のメンバーが講師になって、一人ひとり魚拓にしてみた。見事な出来栄えに「額に入れて飾りたい」と喜ぶ隊員もいた。

札幌魚拓研究会のベテラン会員が魚拓作りも熱心に指導した






カワガレイの魚拓が上手に出来ました











大きなウグイの魚拓もきれいにできました




ウキ釣りに慣れてからは、リールの付いた竿でブラー釣りにもチャレンジした。自分で魚を誘う釣りもおもしろいのか、昼食の時間も惜しんで熱心に竿を振っていた。最後に、釣り場周辺のゴミ拾いの奉仕活動も行い活動を締めくくった。ボーイスカウトではさまざまな活動に取り組んだあかしとして「チャレンジ賞」のワッペンが授与される。「フィッシャーマン」(釣りと魚拓)もその一つだが、釣り具の用意や講師の問題などで難しい面もあるとのことで、今回(財)日本釣振興会北海道地区支部がサポートし実施の運びとなった。釣り振興の観点から今後も要請があれば積極的に取り組んでいきたいと考えている。


清掃活動も実施。
ビールの空き缶や弁当の容器などが目立った





 (財)日本釣振興会北海道地区支部と(社)石狩観光協会の共催による北海道最大の釣り大会「2010北海道釣りの祭典1000人大会inいしかり(第7回)」が5月23日(日)に開催された。投げ釣り、船釣り、ヘラブナ釣り部門が開催された石狩の各会場は、南寄りの風が強かったが、海は出し風となるため穏やかだった。ロックフィッシュ、プレージャーボート部門が開催された小樽会場周辺は、ほとんど無風でガスがかかっていたが、こちらも釣りには支障なかった。5部門の合計では635人が参加。1000人には届かなかったが、昨年よりも1部門少ない開催ながら、前回よりも参加者が多く動員面では健闘したといえそうだ。
主催者代表としてあいさつした(財)日本釣振興会北海道地区支部の藤原鉄弥支部長(写真右)

 投げ釣り部門の参加者は301人で、アブラコ、カレイ、ソイ類、その他の魚種(ホッケ・カジカ)の魚種別1匹身長で競った。ファミリーでの参加も多かった。地元石狩市の北條ファミリーは濃昼海岸で竿を出し、雄有君(9つ)が、全魚種中の最大身長となる45.8センチのアブラコを釣って、総合優勝に輝いた。
北條ファミリーの雄有君(左)は見事投げ釣り部門の総合優勝に輝いた(写真右)

 船釣り部門は60人が参加、釣り人にはすっかりおなじみのSTVの工藤準基アナウンサーや三好りさんもエントリーして話題になった。カレイの5匹重量で順位を競い、ソウハチやクロガシラの良型を揃えた人が有利だった。工藤さんは4位に入る健闘ぶりだった。

工藤準基さん、三好りささんも加わって行われた釣り教室(写真左)

 茨戸川でのヘラブナ釣り部門は86人が参加。5匹重量で競い、35センチ級の良型が続出して接戦となった。

参加者増えたロックフィッシュ部門
 ロックフィッシュは、大学生など若い参加者が増え、前回よりも大幅に多い68人が参加した。車で1時間ほどの岩内方面にまで足を伸ばした人が栄冠に輝いた。
小樽会場で開催されたロックフィッシュ部門の参加者。昨年より大幅に増えた(写真右)
 プレジャーボート部門は5つのマリーナから30隻が参加、1隻あたり平均4人が乗船して、カレイ、アブラコ、ソイ類の魚種別3匹重量で釣果を競った。アブラコやカレイが苦戦する中、ソイでは3匹で10キロを超えるほどの大物ばかりを揃えた船もあった。
 石狩会場では成績の集計を待つ間、釣り教室や小樽海上保安部による釣りの安全講習も行われた。
小樽海上保安部による釣りの安全講習会で、膨張式ライフジャケットを試してみる子どもたち(写真右)

表彰式のあいさつには、釣り好きで知られる石狩市の田岡克介市長も駆けつけ、石狩沖でのソイ釣りなど自身の体験も披露しながら、地元の釣りをさかんにピーアールしていた。田岡市長は釣りの本のコレクターでもあり、蔵書を石狩市民図書館に寄贈するので、そちらも利用してほしいと話していた。

地元石狩を代表していさつした田岡克介石狩市長(写真左)





小樽会場ではロックフィッシュ部門の表彰式を行った。表彰式の後のお楽しみ抽選会や、ゴミ持ち帰り賞、ライフジャケット着用賞など、賞品も盛りだくさんで会場は大いに盛り上がっていた。

今年もたくさんの賞品が贈られた(写真右)




ゴミを持ち帰り賞のコーナーも盛況だった(写真左)







以下、上位入賞者成績(敬称略)
 
◎総合優勝(投げ釣り部門全魚種中最大身長) 
北條雄有(石狩市) アブラコ 45.8センチ
 
◎総合準優勝(船釣り部門5匹最大重量) 
村川憲一(北斗市) 1,456グラム
 
<投げ釣り部門・1匹身長・同サイズは提出順・単位センチ>
カレイの部・中学生以上

@曽我部裕幸(札幌)39.0 A中田佑介(札幌)37.3 B三国孝志(札幌)37.3 C工藤一雄(石狩)36.9
カレイの部・小学生
@外崎智也(札幌)30.4 A宮本志帆(恵庭)30.4 B長山透生(札幌)29.9 C中村夏海(札幌)27.9
 
アブラコの部・中学生以上
@岡中麻美(札幌)43.3 A大沼悟(江別)42.4 B笹川利昭(南幌)42.4 C小鷹誠一(小樽)42.2
アブラコの部・小学生
@松前威緒(滝川)42.5 A北條紅葉(石狩)32.8 
 
ソイの部・中学生以上
@畑中正宏(札幌)35.7 A阿部伸治(札幌)35.0 B熊谷和則(札幌)32.2
ソイの部・小学生
@吉田怜央(小樽)21.2
 
その他の魚種(カジカ・ホッケ)の部・中学生以上
@木村震一(小樽)42.5 A加藤雅也(札幌)38.5 B大川勝己(札幌)37.8 C熊谷香(札幌)37.5
その他の魚種(カジカ・ホッケ)の部・小学生
@加藤和也(札幌)35.0 A小豆畑竣光(札幌)33.8
 
<船釣り部門・カレイ5匹重量・単位グラム>
@中島淳(札幌)1,328 A高畠政渡(小樽)1,264 B中出正人(札幌)1,240 C工藤準基(札幌)1,228 D八下田智之(上富良野)1,226 E岩崎裕美(石狩)1,216 F泉湧太(札幌)1.058
 
<ヘラブナ釣り部門>
@山川正(江別)4,720 A山川晃司(美唄)4,700 B中西秀治(札幌)4,520 C浅野照光(新十津川)4,500
 
<ロックフィッシュ部門・アブラコ、ソイ3匹重量・単位グラム>
@五福公人()3,180 A経田知樹()1,740 B山本英仁(札幌)1,350 C薄田哲也(余市)1,210 D駒谷賢()1,080 
 
<プレジャーボート部門・3匹重量・単位キロ>
ソイの部

@あかしや(諸沢清信船長・祝津マリーナ)11.5 Aコロ(古沢貞行船長・祝津マリーナ)7.1 Bあかしや(諸沢要船長・祝津マリーナ)6.7
 
カレイの部
@スカラブ(錦戸和正船長・新川マリン)1.305 Aマリオ(宮本紫雲船長・新川マリン)1.12 Bマボ(澤雅士船長・新川マリン)0.935
 
アブラコの部
@アーティクル(石川実船長・小樽港マリーナ)0.25



日釣振北海道地区支部の新支部長に藤原鉄弥氏(総会報告)


 平成22年度(財)日本釣振興会北海道地区支部の第32回定時総会が、札幌市内のホテル・ダイナスティで、4月17日(土)午後1時半から開催された。役員、監査役、代議員、オブザーバーなど39名が出席し、総会終了後は懇親会も開催された。
(=写真)39名が出席。近年にない盛会だった

 木村義一支部長のあいさつ、来賓の北海道水産林務部・遊漁内水面振興グループ・飯田哲也主幹のあいさつの後、牧野利春本部担当副支部長が本部の動きについて報告した。本部は創立40周年を迎えた。公益認定の準備の一環として、会費などの各種規定の全国統一化を進めている。支部の役員も75歳定年となる。役員改選により地区支部からは牧野利春氏が本部役員、藤原鉄弥氏が評議員となる。湖底・海底清掃の活動が高く評価されている。支部から本部への納付金の廃止。救命胴衣着用、水辺感謝の日、ゴミ持ち帰り運動の強化など。
 議案の審議は塩田彦隆氏を議長に進められた。平成21年度の事業報告については、伊藤和雄事業担当運営委員が担当した。放流事業は、内水面と海面で合わせて20カ所。清掃活動は釣り大会や釣り教室にともなうゴミ拾いや、水辺感謝の日の清掃活動は全道で15カ所。ジュニアやシニア向けの釣り教室などは6件。JFW(ジャパン・フィッシング・ウィーク)での釣り教室は2件。釣り大会については、第6回目となる北海道釣りの祭典1000人大会inいしかりなど3カ所。そのほか、子どもたちのニジマス採卵体験、ライフジャケット着用推進活動など。
 収支決算については、藤原鉄弥財務担当副支部長が報告。前年の赤字決算から、わずかながら黒字に転換した。山道正克事務局担当副支部長の庶務報告や休憩をはさみ、新年度の事業計画や収支予算案が提案され、すべて承認された。

マリア・ファン・クラブ北海道も副支部設立
 
 役員改選では、木村支部長が今期限りで退任し、新しい支部長には藤原副支部長が就任した。このほか(株)フィッシュランド専務取締役の佐藤充徳役員が新たに執行部運営委員となった。また、マリア・ファン・クラブ北海道副支部(会員40人)が新たに誕生するなど、若い会員や役員が増えた。
 最後に木村前支部長と藤原新支部長があいさつし、審議をすべて終了。閉会した。以下あいさつ骨子。
 
<木村前支部長のあいさつ>  
 平成14年から支部長を務めた。釣りは門外漢だが、釣りはこれほど価値があるものかと思った。現代社会は自然から学ぼうという意識が希薄になっている。もっと自然との関係を見直すべきだ。釣りはそれを取り戻す道具であり、文化だと思った次第である。かつて外来魚問題で、日釣振は単なる業界擁護機関ではないかと批判される時期もあったが、北海道地区支部では、平成16年の総会において、独自に釣りを文化として後世に伝えていくことを使命とするといった内容の、「釣りの基本理念」を採択し、内外に示すことで、行政の方々などにも思い違いを改めていただくきっかけになったのではないか。そういう決議になったと自負している。今後も、その理念を忘れず歩んでいただきたい。
 
<藤原新支部長のあいさつ>
 木村前支部長には、もう一期、もう一期と、わがままなお願いをして、長くお務めいただいた。心よりお礼申し上げる。私が日釣振のお手伝いをするようになった当時は、久末鐡男さんが支部長で、その後は吉崎昌一さん、木村義一さんと学識経験者が続き、誇りにしてきた。私は釣り具の製造メーカーで、お陰で当社の製品に多くの指示をいただいてきたが、何もお返しをしていない。今回はそのお返しのつもりで支部長をお引き受けすることになった。たいした知恵はないが、釣り振興と釣り文化の継承に努力していきたいので、皆様のご協力をお願いしたい。



50万匹サケ稚魚放流に協力(日釣振旭川グループ)


 3月24日(水)、(財)日本釣振興会北海道地区支部の道央副支部旭川グループは、(独)水産総合研究センター・さけますセンターによるサケ稚魚試験放流に、一般市民とともに協力した。この事業の名称は「石狩川本流サケ天然産卵資源回復試験」で、今回は3年計画のうち2年目の放流。石狩川支流愛別川(愛別町)と石狩川水系忠別川支流ポン川(東神楽町・旭川市境界付近)で、各25万尾の計50万尾のサケ稚魚が放流された。
市民参加の放流体験はポン川の放流地点で行われ、まず輸送車の水槽からホースで稚魚放流を行い、次に市民参加のサケ稚魚放流体験を行った。



水面を跳ねるサケ稚魚







放流体験の準備








園児による放流体験



放流後には、さけますセンターの鈴木栄治・技術普及係長が事業について説明。その後、旭川市内近郊でサケの放流を行っている「大雪と石狩の自然を守る会」(寺島一男代表)、「石狩川を考える会」(土佐昌彦代表)、愛別町などの活動も紹介された。

さけますセンター鈴木係長の事業説明

 今年度、(社)北海道さけ・ます増殖事業協会からの旭川市内近郊の学校や市民団体へのさけ種卵供与は、旭川市教育委員会の5校、東神楽町教育委員会の5校+1、大雪と石狩の自然を守る会(グリーンフォーラム旭川・チカップニアイヌ協議会)、石狩川を考える会、あほうどりフィッシングクラブ、愛別町役場、(財)旭川河川環境管理財団、日釣振北海道地区支部で、合計41,700粒の発眼卵が供与されている。こうした学校や市民によるサケに関する取り組みがあったからこそ、さけますセンターのサケ稚魚試験放流に繋がったとされている。昨年1回目に放流されたサケ稚魚は、来年秋からまとまって遡上すると想定されており、サケ遡上が確認されれば明るい話題となる。日釣振の旭川グループは今年も、この催しの司会・進行を担当するなど事業に積極的に協力している。
 報告者:日釣振北海道地区支部 山田 直佳


 2月27日と3月13日の2回ワンセットになった室内キャスティングスクールが、(財)日本釣振興会北海道地区支部に所属するフライフィッシング倶楽部札幌副支部の主催により、札幌清田体育館で開催され、合計45人が参加した。毎年、シーズン前のこの時期に、会員がフォームの点検とテクニックの向上のために開催しており、募集により集まったビギナーの指導も兼ねている。初参加という人は今回は30歳代から65歳までで、我流でキャスティングを始めて、行き詰った人など悩みを持っている人も目立った。こういう人たちに同倶楽部では、毎回親切、丁寧に指導、フライフィッシングの振興に貢献している。13日の教室には、毎年講師として招かれているフライフィッシングメーカーのティムコ社の東瀬一郎さんが、一流の指導者の目で熱心に指導した。同倶楽部では今後も、屋内や屋外でのキャスティングスクールや、タイイングスクールを計画しており、今年度も活発に活動する予定だ。

ベテラン倶楽部員にフォームをチェックしてもらう初参加者










今回の参加者。中には65歳の参加者もいた。フライはシニアから初めても楽しめる



安全講習会・祈願祭、フラダンスも
(道船釣り愛好会新年会)








(写真左)室蘭海上保安部による安全講習会

1月11日(月)の祝日、登別温泉のホテル万世閣で、(財)日本釣振興会北海道地区支部に加盟する北海道船釣り愛好会(愛称・ブルーオーシャン倶楽部)の新年会が開催され、全道各地からの会員23名が集まった。新年会の内容は、初めに室蘭海上保安部の大黒剛・警備救難課救難係長ほか1名により、釣り人の事故に関わる安全指導説明会があった。内容は、映像やスライドを使い事故起こさないためにはどうしたらよいか、また起きた場合の対処法についてで、昨年12月に苫小牧東港での釣り人の大事故が起きたばかりということもあり、皆熱心に聞き入っていた。その後は、温泉街にある登別湯沢神社に移動し、健康安全祈願祭を行った。神前に会員が釣り上げた大きな鯛などを供えて神主の御払いを受け、一人一人玉ぐしを捧げて、今年一年の釣行の安全と健康を祈った。ホテルに戻って温泉で体を暖めた後、懇親会を行った。懇親会では、会員や会員の奥さんたちによるフラダンスや、駒回しも披露され、拍手喝さいだった。またビンゴゲームなどでも全員に賞品が当たり、大いに盛り上がっていた。このような内容の釣り人による新年会は珍しいとあって、地元新聞社の室蘭民報も取材に訪れていた。




(写真左)余興のフラダンス






(写真左)余興の駒回










 (財)日本釣振興会北海道地区支部のフライフィッシング倶楽部札幌は1月9日(土)、札幌市西区民センターで、初心者を対象としたフライタイイングスクールを開催した。参加者は札幌をはじめ、苫小牧、中標津、根室からの6名で、年齢は30歳代、55歳代、60歳代。最高齢は62歳で、シニアの関心が高いこともうかがわせた。夫婦も2組いた。奥さんがヒデオで、タイイングの様子を一部始終撮影するほど熱心なカップルもいた。参加の動機については、「3年前に道具を買って独学で始めたが、地元の苫小牧には教えてくれるところがなくて」(62歳・男性)、「釣りに関わるのは初めて、手習い気分です」(60歳・男性)、「札幌から根室に転勤になって、2年ほど前から夫婦で川でのエサ釣りを始めました。その時に周りにフライフィッシングの人がいて興味を持ちました」(55歳・男性)、「2年前からフライフィッシングを始めましたが、フライは買ってました。自分でも巻いてみたくなったので」(30歳・男性)などだった。授業内容は初めに、同倶楽部の会員が貸し出したタイイングの道具についての説明があり、続いてこの日、教材として選ばれたフライの「タップス・インディスペンサブル」にチャレンジした。慣れない手つきで悪戦苦闘しながらも、同倶楽部の会員たちによる熱心な指導もあって、なんとか全員完成させることができた。同倶楽部では、今後は同倶楽部が定期的に開いているタイイングスクールにしばらく通ってみて、興味を失わないようなら道具を買ってほしいとアドバイス。会員になるこも強制せず、互いに仲良くやっていけることを確認し合ってから、入会してもらうという方針だ。
<今後の日程>
2月13日(土)…タイイングスクール。13時30分〜16時30分。札幌市西区民センター。一般参加料1000円。高校生以下無料。
2月27日(土)…札幌市清田区体育館。9時30分〜16時30分。
3月13日(土)…札幌市清田区体育館。9時30分〜16時30分。
※2回目にはティムコ社の東瀬一郎氏を講師として招く。
一般参加料は2回分で6000円。
 

「さけ発眼卵」の河床埋設を実施(日釣振旭川グループ)


 (財)日本釣振興会北海道地区支部の道央副支部では、12月13日に旭川のメンバーにより、「北海道さけ・ます増殖事業協会」から譲り受けた「さけ発眼卵」の河床埋設を行った。以下、着手報告。
 
日時:平成21年12月13日 9:00−14:00  
天気:雪・くもり・晴
水温:流水2.8℃ :埋設場所水温6.1℃ :気温−1.8℃
作業人数:7名
種苗供与先:(社)北海道さけ・ます増殖事業協会
供与卵数:5000粒
種苗積算温度:331℃ (12/7)
 
●埋設場所
川岸や川底より湧き水が出ており、川底の砂利の大きさもサケが掘り起こす大きさの砂利が揃っており、産卵適地と考えています。
作業方法は埋設場所付近の川底を人力により掘り起こし、砂利を選別して敷き詰め、その砂利の上に発眼卵を入れた飼育ケース17個を設置して、砂利で埋めています。
●埋設数量
飼育ケース1個には約300粒の発眼卵を入れており、17ケースで合計5000粒埋設しました。
●川への関心
川の規模は写真を見てのとおりの小川で、将来的には市民が産卵行動などの観察ができる場所にも適していると考えています。
●孵化はいつ頃
さけの孵化する積算温度は480℃と言われており、出荷時12月7日の積算温度は331℃となっていることから、480℃−331℃=149℃(孵化までの積算温度)となります。
149℃÷水温6.1℃=24.4日となるので、大晦日か元旦が孵化予定日となります。
●補足
順調に育ってくれれば年明けにも孵化した仔魚を報告いたします。
 
(山田 直佳)
 
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